おふとんガレージ

技術的な忘備録とか雑記

チラシの裏

先月末のことになりますが、ようやく就活終了しました。

8月末に就職を再開し、エントリーから約2週間程度で内々定を頂くことができました。
就職再開時点で色々と精神的に滅入ってときのお話をつらつらと書いていきます。

本来、自分は院進を考えていた事もあり、4月時点では就活にほとんど力を入れてなかったと言っても良かったと思えます。面白そうな事をやってる企業に言って色々お話を聞くことができたのはなんだかんだで今後の糧となったような気はします。
ただただ4月期に受けてた企業はほとんど交通費が出ませんでした。この時点で貯金は無くなり、東京まで説明会含め4往復して最終面接まで交通費が出ず、なおかつ最終でお祈りもらったのは精神的に堪えましたが、今思えば大した事の無かったように感じます。

この時期に並行して応用情報技術者試験の試験を受けていました。結果として、ここでAPを取得しておいた事に大きく助けられる結果となりました。去年秋の時点で取っておけばとも思いましたがアフターオブフェスティバルです。

無事就活も全落ちして、卒研に向けてのゼミが始まりました。自分の無能さ故に劣等感を強く感じ、この先、院進して自分はやっていけるのかといった不安に取り憑かれるようになります。案の定院試対策も力が入らず、院落といった結果を迎えました。

正直院試直後から落ちたな、といった実感はあったので院試直後から就活を再開しました。時期が時期といった事もあり相当焦っていたような記憶もあります。
この時期から、朝起きてすぐ吐き気に襲われるなどの具体的な身体の不調が表れてきました。夜に心臓が高鳴って眠れなかったり、心拍数がずっと高い数値を示し続けたり、用事がない日はほぼ寝たきりの生活になりました。
食欲もわかず、何か食べると吐き気に襲われる、もしくは嘔吐などの症状に襲われ、市販の胃薬、内科で薬をもらってきて服用しましたが症状は収まらず、友人の薦めもあり精神科を受診することに。

7月時点で一度心療内科の受診は考えていたのですが、初診2ヶ月待ちと言うこともあり、結局行くことはありませんでした。しかし、今回薦めてもらった病院は金曜日に予約を入れて月曜日に受診できました。うれしい。

精神科に行き、どうやら自分は社交不安障害らしいと告げられました。SSRIを処方され、発達障害の可能性もあることからその後に何度かに分け検査を受けました。発達障害ではありませんでした。
おくすりを飲みだして1週間程度で、目に見える形で症状が緩和したのが感じられました。一次面接前に薬が効いてくれたのはかなり大きかったです。

就活自体は比較的トントン拍子で進み、一次面接から約一週間で社内SEとして内定を頂くことができました。一次、二次面接共にAPを持っていた事に対してかなりの好印象を持ってもらい、面接と言うよりは「うちの会社入るとこんなことやれるよ」っていった紹介の比率が大きかった気がします。わいわい。

得られた知見としては、

  1. 資格は取れるうちにとっとと取っておけ
  2. つらくなったらおくすりに頼ろうね

の二点が大きかったと思います。

自分には人に対して優位な長所があるとも思えませんし、それを補えるほどのガッツも微塵も持っていません。
それでもこの先、自分自身を必要以上に追い込まず、ほどほどの人生を送ることができたらなと願います。おわり